诚实的手艺 August 2016

日本の伝統工芸を紹介する単行本を中国で発売

Text by Miho Sauser Publishing by Shanghai Insight Media
中国のカルチャー誌『生活』で今も連載している日本各地の伝統工芸。2015年4月までの記事が一冊の本になりました!北海道アイヌ民族の二風谷板をはじめ、33の伝統工芸を紹介しています。タイトルは『诚实的手艺(誠実な手仕事)』。表紙には沖縄芭蕉布の人間国宝、平良敏子さんが苧績みをしている写真を使わせていただきました。現日本民芸館館長の深澤直人氏のインタビューも収録。こういった本が出版できたのは、多くの中国人が日本の文化に興味を持っているがゆえ。真摯に日本を愛してくれている中国の人たちに、素晴らしい日本の手仕事の文化をもっと深く知ってもらえるよう、これからも頑張っていきたいと思います。 My book written in Chinese is published in China. I’m writing an article series about Japanese traditional hand crafts in“Life Magazine”, a Chinese magazine, and put some of the articles into this book. I hope many Chinese will understand more about Japanese culture and come to Japan to touch it with their own hands.

2014

多忙につき更新停止中。diaryは数ヶ月に一度くらいのペースで更新中。

LIFE MAGAZINE, ESQUIRE China, etc

「生活」他、2013年以降に手掛けた記事いろいろ

Thanks for all photographers and the editors in China
「生活」では京都GO ON、黒田泰蔵さんの白磁&柴田一佐衛門さんの瀬戸黒茶碗、瀬戸内芸術祭、沖縄伝統工芸、京都唐物、紀州伝統工芸、越前伝統工芸、アイヌ民族伝統工芸、写真家の石川直樹さん、若木信吾さん、米田知子さん、大崎映晋さん、久保田博二さん、80頁別冊の京都のお茶(右の表紙写真)など。「三聯生活週刊」は2012年の抹茶道に続き煎茶道の特集。「エスクァイア中国版」は創刊80周年記念で安藤忠雄さん、草間彌生さん、次の号で俳優の陳坤を荒木経惟さんに撮影していただいたり。東京を拠点に中国と日本の雑誌両方の仕事をするというスタンスにいい感じで落ち着いています。今後も日本の素晴らしい文化をいい形で中国に伝えていきたいと思います〜。

週末画報年刊YOUNG ASIA December 2012

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JAPAN 新鋭日本。

Photos by Shiraz Randeria, Mutsumi Tabuchi Text by Zhuzhen, Pan Kuanyi, Miho Sauser
9月の反日デモ直後に、「日本に取材行くからよろしく〜」と連絡があった時には、大丈夫なの?と思いましたが、「アジアの特集で日本は外せないから」と3人の取材スタッフが北京と上海から来日。そのこと自体が嬉しかった「週末画報」の年末特別号。アジア8カ国、100人以上の若者をフィーチャーする内容で、中国に次いで2番目に掲載の日本パートには、デザイナー、IT企業家、作家、社会学者、魔術師、議員、格闘家、現代美術アーティスト、中学生社長などなど、日本の未来を背負うさまざまな分野の優秀な若者たちが登場。普段あまりコンタクトのない世代の取材はとても刺激的でした。3.11以降の日本がどう変わっていくのか、中国の若者たちも常に注視しています。
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生活LIFE MAGAZINE 別冊 September 2012

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大地芸術。越後妻有三年展。

Photos by Mutsumi Tabuchi Text by Xia Nan, Miho Sauser
2012年で一番心に残る特集。真夏の新潟にて越後妻有トリエンナーレを初取材。副編集長の夏楠も来日して一緒に48ページの別冊を制作しました。前からずっと見たかったジェームス・タレルの「光の館」や、マリーナ・アブラモヴィッチの「夢の家」なども見られたし、夏楠とフォトグラファーの睦深と三姉妹のように仲良しになって本当に楽しかった。「生活」では下記の「星のや」以降2012年末まで、グレン・グールド、ピーター・ツントー、石川直樹、星野道夫、川島小鳥、正倉院、柳宗理、清課堂、細江英公×大野一雄、深瀬昌久、京都の禅寺、鳥取中井窯などをフィーチャーさせていただきました。今後も引き続き日本の優れたカルチャーやアートをいろいろ紹介していきます〜。
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GQ China September 2012

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在日本,寻找唐朝。

Photos by Philippe Le Berre Text by Ma Huifeng, Xiao Haisheng, Miho Sauser
中国から取材スタッフがやって来て一緒に日本取材をするというパターンの、これが最初の仕事となりました。日本の主な伝統文化のほとんどは中国に由来するもので、特に大陸では今はもう見ることのできない唐朝時代の文化の足跡がそこここに在る京都や奈良に、中国人は大変興味を持っています。ということで、失われた古き良き中国を日本にて探す、というテーマで、この特集では茶道、華道、香道、唐紙、唐織などをフィーチャー。京都は日本人にとっても特別な場所ですが、中国の雑誌から京都取材したいというオファーは結構いろいろあって、今後も京都へは頻繁に行くことになりそうです。京都の皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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生活LIFE MAGAZINE June 2011

渓山隠廬、虹夕諾雅:軽井沢里的幽谷山庄。

Photos by Mutsumi Tabuchi Text by Miho Sauser Translation by Shi Zhen
虹夕諾雅とは「星のや」のこと。4月の帰京時の軽井沢取材からです。実はちょうど同じ日に千住博さんがこちらに泊まられることになり、ラッキーにも軽井沢で前号と併せて2号分の取材を行うことができました。テーマは隠れ里の休暇。ということで初めて「星のや」さんに宿泊。4月半ばだというのに軽井沢は早朝に雪が降るほど肌寒くて、都心から新幹線でわずか1時間ほどでも高原の避暑地は気候が全然違うことを改めて実感。それにしてもやはり日本の温泉リゾートは素晴らしい。満喫〜。ご飯も美味しいし、特にツントーのヴァルスのスパやジェームス・タレルの光の館を連想させる瞑想温泉にはハマりました。時間と予算があれば「星のや京都」にも是非うかがいたかったです。

富世 Z Magazine June 2011

Life Style 直島・芸術的小宇宙、他。

All editing by Miho Sauser
友人が発行人、ということで何だかなりゆきでこの富裕層雑誌の編集も手伝うことになりました。投資者向けの経済金融系雑誌で全体的に硬い雰囲気ゆえ、私が担当するライフスタイル関連毎月30ページはビジュアル重視。予算はないけど世界各国の情報を載せて欲しいとのリクエストで、2次使用や提供写真などに頼らざるをえず、今は無きE誌やL誌の記事など再編集で使わせていただきました。かつての同僚及び一緒にお仕事をさせていただいたことのあるライターやフォトグラファーの方々、本当にありがとうございます!この号はベネッセの直島、ボツワナの旅、フィレンツェの美食、ロンドンの紳士靴、パリのワインショップ、上海カルチャー・譚盾の水楽堂、というラインナップ。

NOT May 2011

WE LOVE MAGAZINE “無料”雑誌店。

Photos by Eiki Mori Edit by Ellen and Parii Text by Miho Sauser
クールなカルチャー誌が創刊しました!日本でTDC賞を受賞したこともある上海の人気アート・ディレクターのLes Suenが編集長も兼任。Lesとは後藤繁雄さんを通じて知り合いましたが、創刊にあたって声をかけてくれて、この雑誌にもコントリビューターとして参加させていただくことに。とにかく紙媒体が大好き、という編集者が集まって作っている雑誌です。ゴールドの特色+特殊加工、タイトル以外の文字がない表紙。日本では久しく見なくなりましたね、こういう雑誌。今の上海ならではのテイストが満載です。まずは4月に帰京した際に、渋谷のOnly Free Paperを取材。フリーペーパーのみを扱うこの店のオーナーの石崎さんにも紙媒体の魅力についてじっくり語っていただきました。

生活LIFE MAGAZINE May 2011

天上来水、千住博訪談。

Portrait by Mutsumi Tabuchi Text by Miho Sauser Elaboration by Yang Shiqi
この雑誌は毎月一冊を通してテーマがあり、この号は「水」でした。そこで滝の作品で知られる千住博さんをフィーチャーすることに。取材撮影はオープン前の西澤立衛設計、軽井沢千住博美術館にて。円形の空間が2つあり、同じ形・大きさの壁がひとつもない床が傾斜した空間は、自然光が燦燦と降り注ぐガラス張りで、絵画作品の水と建築の光が見事に共鳴していました。羽田空港でも見られる滝の大作は4ページ大の観音開きで掲載。全14ページ。相変わらずの贅沢なページ構成となりました。台湾の有名な写真家の阮義忠から「精神の良き糧となる」と、このページに関して編集部にコメントも。田渕睦深さん撮影のポートレイト&美術館の空間写真も、大変美しい仕上がりです。


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