UOMO June 2010

上海の過去と現在を歩く。

Photos by Tatsuya Mine Text by Yasuaki Ukita Coordination by Miho Sauser
ライターの浮田泰幸さんとカメラマンの峯達也さんは「エスクァイア」以前からのお付き合い。この取材は吉行エイスケの「新しき上海のプライヴェート」がひとつのテーマでしたが、30年代から残るダンスホールの「百楽門」では、平日早朝8時から大勢の老人が集まってダンスパーティが行われていて、おそらく30年代とはまったく質の違うであろうにぎわいに目が眩みました。ちなみに私にとって租界時代を知るもっとも充実した手引書は松本重治の「上海時代」上中下全3巻です。1933年から39年まで聨合通信の上海支局長だったジャーナリストの回想録で歴史的人物がザクザク登場。本当にこの時期の上海はあらゆる面で世界と複雑に繋がるカオスの街だったことが如実に分かります。


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