PEN September 2010

中国最新ニュース集。

Text by Junko Haraguchi, Miho Sauser
北京の原口純子さんと一緒に最新ニュースを執筆。竣工したばかりのザハ・ハディッドの広州オペラハウスや最新リゾートなどを紹介しました。私の愛車、ジャイアントの電動自転車もチラリと登場します。ちょうどこの原稿を書いているときに別件で編集長の安藤さんが来海。昨今の日本の出版事情などについてヒヤリングさせていただいたり。それにしても70ページの大特集は基礎知識から読書ガイドまで読み応えたっぷり。他誌とは一味違う切り口で、いわゆる観光ガイドではないコンテンツが単純に中国好きの読者として嬉しいです。歴史年表や三国志要約解説など「あ〜こういうのが欲しかった〜」というページがいっぱいあって、今後は最強の保存版として活用させていただきます!

GQ JAPAN September 2010

上海のナイトビジネス。

Photos by Norihisa Ichimura Text by Miho Sauser
普段はまったく行かないクラブの取材。在住外国人から絶大な人気を得ている「Node Lounge」の日本人オーナーBARUさんから聞いた上海ナイトビジネスのあれこれが大変興味深かったです。しかし上海は景気がよくてイケイケではあるけど、ナイトカルチャーはまだまだこれから。パーティは毎晩あちこちでよくやってるけど、例えばニューヨークみたいに深夜まで開いているブックショップやギャラリー、知的なナイトイベントがもっとあれば夜もさらに楽しくなるのになあ。六本木とか新宿2丁目みたいに広いエリアで朝までずっと盛り上がってる場所っていうのもないし。莫大な資本を持っている人はいっぱいいるはずだから、上海の夜を劇的に変えてくれる仕掛け人の登場、待ってま〜す。

CASA BRUTUS August 2010

上海世博会完全攻略。

Photos by Norihisa Ichimura, Fumitaka Miyoshi, Masato Naganune Text by Miho Sauser, Sawako Akune, Junko Haraguchi
万博とリノべあわせて32ページで上海をフィーチャー。この時の取材も入れて5〜6月中だけで万博に12回行きました。もうガイドマップなしで歩けます。撮影はすべて上海在住のカメラマンで、長舟真人さん、市村徳久さん、三吉史高さんが大変いい仕事をしてくださいました。万博というものを生まれて初めて体験しましたが、こんなにも面白いとは!ヨーロッパ系パビリオンなど見所も多々ありますが、中国人観光客が本当に楽しそうに参観している姿が心に残ります。きっと大阪万博ってこんな感じだったのかな。途上国で開催してこそ意味あるものですね。「2泊3日上海の旅」で紹介したデヴィッド・チッパーフィールドが手掛ける北外灘改築「ROCKBUND」プロジェクトの完成も楽しみです

PARTNER July/August 2010

上海・過去と未来が出会う都市。

Photos by Michinori Aoki Text by Kazue Matsui Coordination by Miho Sauser
上海が大好き!というライターの松井和恵さんと、「エスクァイア」でも大活躍だったカメラマンの青木倫紀さんとのお仕事。ペニンシュラホテルが主宰する外灘建築ツアーを取材し、英国人歴史研究家のピーター・ヒバード氏から、これまで知らなかったというか気づかなかった外灘建築のあれこれを教えていただき大変勉強になりました。外灘の建築秘話だけで一冊作れそうなくらいです。ところで外灘といえば和平飯店の改築や黄浦江沿いの遊歩道のリニューアルなどで、昨今は見違えるような美しいエリアに変貌しています。かつては路地裏に入ると70年代の新宿駅南口近辺みたいな危うい雰囲気に満ち満ちていましたが、今はモダンなティーハウスが出来てたりして本当にビックリです。

DEPARTURES JAPAN June 2010

リゾートフォーマルの流儀。

Photos by Norihisa Ichimura Styling by Rica Ogura Hair&Make by Nannan Coordination by Miho Sauser
「The Puli Hotel & Spa」にてファッション撮影。EMJがなくなって以来、久々に小倉さんとのお仕事で、中国人モデルのレベルの高さに感心しました。モデルとしてのプロ意識が高いのは当たり前として、その上彼らは大変礼儀正しく、こういった若者が国の中核になる頃には、いろんな局面で中国はさらに進化しているんだろうなあとシミジミ。ある部分では中国は既に日本を追い越していて、ある部分では日本よりまだかな〜り遅れていますが、ウサイン・ボルト並みの速さで後方から迫っているのは確実。中国全土の生活レベルが上海の中間層並みになる様子は、さすがに今はまだちょっと想像できませんが、何だか中国の未来に希望を感じさせてくれる撮影でした。市村氏の写真もナイス!

HARPERS BAZAAR JAPAN June 2010

万博の街・上海で世界を味わう。

Photos by Masato Nagafune Text by Miho Sauser
万博直前企画ということで街中を万博モードで切り取り、各国料理や各国スパなどを紹介。通常は上海料理をメインとした中華の店取材を依頼されることがほとんどですが、今回は普段あまり取りあげる機会のないエスニックなスポットをフィーチャーできました。国際都市なので中華以外にも美味しいところはいっぱいあって、特にスペイン料理の「El Willy」などはかなりハイレベル。以前、美食で有名なバスク地方を起点にスペイン北部を横断する取材をしたことがあり、涙が出るほどの激うま!ローカルフードを毎日にように堪能しましたが、「El Willy」に行くとそのときの感覚が甦ります。上海の食レベルはグングン上昇中。とはいえ東京に比べたら、全体的にまだまだではありますが。

UOMO June 2010

上海の過去と現在を歩く。

Photos by Tatsuya Mine Text by Yasuaki Ukita Coordination by Miho Sauser
ライターの浮田泰幸さんとカメラマンの峯達也さんは「エスクァイア」以前からのお付き合い。この取材は吉行エイスケの「新しき上海のプライヴェート」がひとつのテーマでしたが、30年代から残るダンスホールの「百楽門」では、平日早朝8時から大勢の老人が集まってダンスパーティが行われていて、おそらく30年代とはまったく質の違うであろうにぎわいに目が眩みました。ちなみに私にとって租界時代を知るもっとも充実した手引書は松本重治の「上海時代」上中下全3巻です。1933年から39年まで聨合通信の上海支局長だったジャーナリストの回想録で歴史的人物がザクザク登場。本当にこの時期の上海はあらゆる面で世界と複雑に繋がるカオスの街だったことが如実に分かります。

GQ JAPAN May 2010

不況知らずの若き起業家たち。

Photos by Tony Yang Text by Hiroyuki Kushida Interview by Miho Sauser
上海で活躍する日本人企業家の取材。ファニチャーラボの堀雄一朗さん、オフィス339の鳥本健太さん、以前東京でも取材させていただいたことがある上海万博Abilia館のプロデューサー広瀬郁さんが登場。皆さん大変ポテンシャルの高い仕事をされていて、ビジネスセンスがある人って本当に羨ましい! ちょうどこの取材の少し前に、昨年話題になった「WIRED」誌編集長クリス・アンダーソン著の「FREE 無料からお金を生み出す新戦略」を読んで、新しいビジネスモデルの在り方を学んだつもりになりましたが、頭では分かっても実践するのは自分にはやはり到底無理なので(笑)、今回取材させていただいた彼らのような方々に、今後ますます日本を代表して頑張ってもらいたいと思います。

SKYWARD April 2010

上海・雑貨で旅する過去と未来。

Photos by Tadashi Okochi Text by Miho Sauser
日頃からよくお仕事をさせていただいているJAL機内誌の「SKYWARD」で、万博開催直前の上海特集をやらせていただくことに。租界建築と雑貨の2つの企画を出したところ雑貨が選ばれ、自分が初めて上海を訪れた94年を起点に街と雑貨の変遷をたどる記事を執筆しました。上海の雑貨には中国的なもの、戦前に欧米から流れてきたもの、それらがミックスした上海的なものと様々なカテゴリーがありつつ、混沌とした街の歴史や文化をリアルに反映するデザインのものが実に多く見ていて飽きません。何かの機会に紹介したいと思っていたミャオ族姉妹の店を取材できたのもよかった!同じ親中派でもある編集部の森さん、本当にどうもありがとう。大河内さんの写真もとてもキュートでした。

上海路地裏万博 April.2010

ヒューデックという遺産。

Text by 30 writers who are living in Shanghai.
上海在住のノンフィクションライター須藤みかさんが企画編集した在住者による上海ガイド。30年代に活躍した建築家の中で私がもっとも好きなラズロ・ヒューデックについて一編だけ寄稿しました。ちなみに現在の上海の魅力のほとんどは租界時代にその礎があり、そういった意味で私にとっての参考テキストは、松本重治「上海時代」、ウルスラ・ベーコン「ナチスから逃れたユダヤ人少女の上海日記」、木ノ内誠「上海歴史ガイドマップ」、榎本泰子「上海オーケストラ物語」と「上海」などなど。榎本泰子は「傅雷家書」の翻訳本も出色です。番外で堀田善衛「上海日記」と「上海にて」。堀田は46年から2年弱暮らしただけですが、終戦直後の上海がこれほどリアルに綴られた本を他に知りません。


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