HILLS LIFE July 2008

上海・進化する都市の未来へ。

Photos by Tony Yang Text by Miho Sauser
森ビル発行の会員誌「ヒルズライフ」にて、超高層101階建て上海環球金融中心(上海森ビル)オープン直前の上海特集。高層ラグジュアリーとともに上海の個性を象徴する空間として、現代アートのギャラリーを経営するフランス人女性の自宅なども取材。そこは3階建ての老房子(古い建物)を改築した超スタイリッシュなアパートで、まさにオールド上海の優雅さをモダンに甦らせた好例でした。上海の高層ビルの数はニューヨークを抜いて世界一となりましたが、一方で租界時代の建物を趣たっぷりに改築して暮らす人々や古い洋館を利用したブティックホテルやレストランなども増えていて、その隣合わせにある両方のスポットを上手に利用するのが、上海の正しい愉しみ方のひとつです。

DEPARTURES JAPAN June 2008

ヒマラヤ憧憬。

Photos by Tetsuya Miura Text by Miho Sauser, Rica Ogura
上海に来てからスイスの実家に帰省する以外に海外に行く機会がめっきり減り、久々の中国外取材でした。インド取材を終えてやって来た編集部の小倉さんとカメラマンの三浦哲也さんとカトマンズにて合流。全22ページの特集でネパールとブータンを担当。アフリカに行かずにサファリが体験できるということで以前から注目していたネパールのチトワン国立公園へ。像に乗ってのジャングルサファリやテントでの滞在など、きっとアフリカのそれに比べたら全然規模が違うんだろうけど大満足。ブータン取材終了後は小倉さんたちと別れ一人でタイ行きの便に乗り、バンコクとカンボジアのプノンペンに数日滞在。ずっとずっと行かなければと思っていたツールスレンとキリングフィールドを訪れました。

DO SOMETHING Summer 2008

建築で巡る北京。

Photos by Tomonori Nishigori Text by Miho Sauser, Junko Haraguchi
北京在住15年の原口純子さんにコーディネイトしてもらっての五輪直前取材。原口さんはエスクァイア時代にライターとして仕事をしていただいていたし、編集担当は元同僚の瀬尾英男くんだし、カメラマンもよく知ってる西郡友典さんだしってことで、実にゆる〜くいい感じで取材を楽しみました。全20ページ。ヘルツォーク&ド・ムーロンの「鳥の巣」やポール・アンドリューの「国家大劇院」、レム・コールハースの「CCTV本社ビル(建築中)」を一挙に見られた上、ずっと行きたかった「長城脚下的公社」も見学し建築行脚を満喫!しかし改めて、北京って巨大で建築のスケールも上海と全然違いますね。あまりに大き過ぎて住みたいとは思いませんが、定期的に見ておきたい都市のひとつではあります。

#9 March 2008

ナンバーナイン 原田マハ

Novel by Maha Harada Cover photo by Miwa Yanagi Cooperation by Miho Sauser
友人でもある作家の原田マハさんが、上海が舞台の小説を上梓。マハさんはもともと現代アートのキュレイターで、「エスクァイア」でもライターとしてアート、建築、デザインなど各方面の記事にてご活躍いただきましたが、06年に宝島社のラブストーリー大賞を受賞されて以降は、作家としてのお仕事をメインに多方面で執筆活動に励んでいらっしゃいます。その大賞を受賞したデビュー作「カフーを待ちわびて」は映画化もされました。やなぎみわさんによる上海での表紙撮影や中国語部分の確認などなど、私がお手伝いさせていただいた本作は台湾版、中国大陸版も発売。上海の知る人ぞ知る隠れ家オーベルジュ「#9」を舞台にした切ないラブストーリーです。特に上海在住の方は知っている場所などもいろいろ出てきて、より身近な感覚で楽しめるのではないかと思います。ぜひご一読を。

SKYWARD November 2007

大連 浪漫都市の香り。

Photos by Kazuyoshi Usui Text by Miho Sauser
新元さんの上海母の味取材がきっかけで、今度は自分が大連紀行を書くことに。カメラマンの薄井一義さんと編集担当の森麻衣佳さんと現地で合流。ちょうどアカシアの花が茂る時期だったこともありましたが、大連は想像以上にモダンで美しく、ロマンチックな街でした。欧風建築が数多く残る港町ということで歴史的背景も含め上海に似通った部分がいっぱいあり、外国人シェフのいるスパニッシュレストランやパリ帰りの中国人シェフのいるフレンチレストランなど国際的な雰囲気もあちこちに。一番萌えたのはマトリョーシュカなどの小物を売るストールが並ぶ旧ロシア人街でしたが、もし機会があれば、次回は個人的に深く興味のある満鉄関係の建築などをじっくり見学しに行きたいです。

SKYWARD September2007

上海 母の味の記憶

Photos by Masahiro Goda Text by Royo Niimoto Coordination by Miho sauser
ニューヨーク在住歴20数年、現在は京都造形大学で教鞭をとる新元良一さんとのお仕事。ジョン・アーヴィング、レイモンド・カーヴァー、ポール・オースターなど名だたるアメリカ文学作家たちのインタビューをまとめた「One auther one book」という著書もある新元さんは、現代英米文学にもっとも精通する日本人のひとりですが、なぜか「上海おふくろの味」をレポートすることに。かつてニューヨーク取材では新元さんにあれこれお願いすることが多かったけど、今回は私が新元さんのお手伝い。久々の再会で話が尽きませんでした。さて、その新元さんが舌鼓を打ったのは「阿山飯店」。地元の上海人たちが懐かしい!と口にするまさにおふくろの味決定版的な店。上海動物園の向かいにあります。

DEPARTURES JAPAN August 2007

中国藝術紀行。

Photos by Hiroshi Kai Text by Miho Sauser
かつて「デパーチャーズ日本版」編集部はEMJ(エスクァイア・マガジン・ジャパン)社にありました。ということで元同僚の小倉理加さんと、仲良しのカメラマン甲斐裕司さんと一緒に中国4都市をまわる旅へ。北京は現代アート、西安は農民画、麗江はトンパ文字、上海はアールデコ建築というテーマで全26ページ。北京ではオークションで億単位の価格が付く人気アーティスト、張暁剛のアトリエを訪問。それまで彼の作品にはあまり興味がなかったのですが、その時に拝見した完成したばかりの風景画にはやられました。絵画も写真もそうですが、本当にいい作品って目にした途端にグイグイ引き込まれていく感覚があります。やっぱり何でも実物をきちんと見ないとダメだと改めて思いました。

ESQUIRE JAPAN July 2007

中国5000年の歴史が育む睡眠力。

Photos by Tony Yang Text by Miho Sauser
「ようこそ眠りの王国へ。」という睡眠特集内で、中医薬や気功などによる快眠効果を取材しました。上海市中医医院睡眠疾病研究所名誉所長の王先生によると、上海でも不眠を訴える人が年々増えているとのこと。都市生活者の悩みはいずれの国も同じです。ところで同号にはマルチェロ・マストロヤンニの小特集があり、菊池成孔さんのテキストの中に「僕が新宿の歌舞伎町に越したのは、そこが映画のセットに見えるからだ」というくだりがありました。フェリー二のローマに対する偏愛についても触れられていますが、自分が上海に引っ越して来てしまった理由もこれに近いものがあります。人ではなく街に恋をしてしまい人生が変わっていく、ということは往々にしてあるということですね。

ESQUIRE JAPAN March 2007

世界の最新美術館事情<china>。

Text by Miho Sauser
中国の美術館事情について1ページ書いただけですが、エスクァイアを辞めてから「ああ、これはやりたかったなあ〜」と思った特集のひとつ。スイスの熊野とも言うべきハイジの里、アップンツェルにある「リナー美術館」が載っていました。実は00年にプライベートでアップンツェルには来たときにこのミュージアムを見て、ずっと紹介したいと思っていました。スイスには何にもない土地に突如超モダンな建築がポツンと現れることがよくあり、このミュージアムもその典型。ちなみに熊野には妹島和世設計「熊野古道なかへち美術館」があり、これまた「こんな田舎にこんなモダン!」な建築で、この2つの美術館の存在によって、私の頭の中でアップンツェルと熊野は姉妹都市になりました。

13.AUG.2014 The Beautiful Life in Fuchu Tokyo

上海から東京に戻ってあっという間に2年が過ぎました。駅前から大国魂神社に向かって欅並木が連なる府中は緑も多く買い物も便利。大国魂神社ではよくお祭りもあって楽しいし、多摩川沿いの遊歩道や東京競馬場も徒歩圏内で週末の行事も充実、とても気に入って暮らしています。このまま老後までずっとここにいようかという気分。東村山市出身なので故郷三多摩に戻って来たようなもの。心身にしっくりくる感じ。渋谷新宿へ20分ちょっと、高尾山へ30分というのも程良い距離感。お花見したり、お祭り行ったり、競馬行ったり、ケーキやパン焼いたり、庭で野菜作ったり、花火大会行ったり、雪の日の散歩を愉しんだり。仕事も頑張りつつ「地元のフツーの日常」を満喫してます〜。
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