02.JUN.2011 Pottery&Umbrella in Jingdezhen

やっと諸々ひと段落。2ヵ月間陶器制作のワークショップに参加しているスイス人の友達に会いにクリスと景徳鎮に週末旅行へ。景徳鎮というと伝統ある陶器の街として有名ですが、街中はいわゆる普通の中国の地方都市で情緒はゼロ(笑)。友人が参加しているファクトリーなどに行って陶器制作の風景などは見ましたが、なんかこう、わぁ〜やっぱり景徳鎮!みたいな感じはなかったなあ。特別古い街並みが残っているということもなく、でも久しぶりの地方の雰囲気は味わってきました。ちなみに今回は上海から夜行バスを利用しましたが、たったの6時間半で到着。列車だと16時間かかるんですが、高速など道路インフラの急速な発展には本当に驚かされます。写真は1.人民広場にあった陶器のお皿で作られたウサギ。2~6.友人のマグダレーナ&ベンジャミンが通うスタジオ。7.彼らが滞在するユースホステル。陶器がいろいろ飾られてました。8~10.市街地から車で15分で既にこんな田舎。いい雰囲気の江西料理レストランがありました。11〜14.景徳鎮郊外にある紙傘のファクトリー。陶器よりこっちのほうがよかったりして。カラフルな傘がアートのインスタレーションのようでした。

01.JUN.2011 Saitama and Karuizawa.

気づいたらもう6月ですね。4月の前半は日本でした。主には埼玉の実家にて原稿を書いたりしつつ家の雑事を行い、都心には取材あるいは打合せがある日以外は出掛けずのんびり。余震も何度かあって、大震災の余波を感じつつ、上海に戻る直前に取材で軽井沢の「星のや」に行きました。東京からたった1時間でもずいぶん気候が違って、木々も冬枯れ状態。まだ冬の名残で久しぶりに仰いだ浅間山は雪が残っていて、早朝、一瞬雪が降ったりもして。でも実家の庭には椿や梅、桜が満開で、小春日和の日本を満喫しました。実家の猫のカンナちゃんも陽の当たるホッコリとした土の上で気持ちよさそうにゴロゴロン。花粉がちょっと辛かったですが、やっぱり日本はいいなあ。

01.APR.2011 Blog at GQ JAPAN Web Site.

気がついたらもう4月です。長い長い冬がようやく終わり、春らしいお天気になってきました。3月11日の東日本大地震以来、なんだかずっと落ち着かない日々が続いておりますが、それでもLife Goes Onなわけで、募金をするくらいしか直接的には何もできませんが、日本のいち早い復興を願いつつ、いつもどおり自分のできる仕事を日々コツコツとこなしていきたいと思います。ところで元同僚のお誘いで、3月末より「GQ日本版」のHPのブログに参加しています。自分のブログはかなりユルユルな更新ですが、GQのほうは1ヵ月に一度くらいのペースできちんと更新する予定。中国の雑誌をテーマにした内容になります。お時間があったら時々チェックしてみてください。http://gqjapan.jp

08.JAN.2011 Cheese,Snowsled and so on

17日間のスイス滞在を終え、昨日上海に戻りました。12月は前半が東京、その後上海にて1週間さまざまなことがあり、後半はスイス。ずっとバタバタのあっという間の年末年始でした。スイスでも締切りを3つ抱え、家族の行事がない時はほとんど仕事をしていたし、ひとつ取材もあったりで、とても休暇とは言えない状態でしたが、とにかく毎日チーズをオニのように食べ、生まれて初めて雪ゾリを体験するなど、大変スイスっぽい日々を過ごしました。写真は1.帰省の機会を利用して、中国現代アートのコレクターとして有名なウリ・シグ氏のお城へ取材で訪れました。湖の中に浮かぶ小さな島にそのお城はあり、有名アーティストの高価なアート作品がザックザクでした。ちなみにこのお城だけでなく島も周りの湖もすべてウリ・シグ氏の所有物。2.大晦日にお父さんが作ってくれたチーズパイ。3.お母さんが作ってくれたチーズフォンデュ。4.伯母さんのカティの家のブランチ。毎日食卓はこのようにチーズ三昧。5.街中のチーズショップ。とにかく毎日必ずチーズを食べました。6-8.インターラーケンから車で30分くらいの山にある雪ゾリをやった場所。遠くにユングフラウヨッホも見えました。クリス姉のマリアンヌ夫婦に連れて行ってもらった初の雪ゾリ、かなり楽しかったです。9.今回1日しか行けなかったけど大好きなベルンの街。10.往復スイスエア直行便での旅でした。雪の国とサヨウナラ。次回はいつ頃行けるかなあ。

04.JAN.2011 Unesco City Bellinzona

お正月に行ったスイスのイタリア語圏ティチーノ州の州都、ベリンゾーナは世界遺産にも登録されている3つの古城が有名。そのうちの2つ、グランデ城とモンテベッロ城に行きました。ベリンゾーナのオールドシティは大変小さく1時間も歩けばグルリとまわれてしまいますが、ヨーロッパの中世都市はどこも趣があって、街歩きが本当に楽しいです。ちなみにこの街に住むクリスの妹夫婦の会話はイタリア語、トゥーンに住むクリスの姉夫婦はフランス語、父と母はスイスドイツ語、私たち夫婦は日本語、家族全員が集まるとメインはスイスドイツ語にイタリア語とフランス語が交ざり、皆が私と話す時は英語、という状況になります。私以外は全員、英仏独伊の4ヵ国語が堪能で、小さい時からバイリンガルあるいはトライリンガルの人たちって本当に羨ましい。これに対抗すべく?中国語、もっと頑張ろう!妹宅ではイタリア語圏ならではの美味しいリゾットやパスタをご馳走になりましたが、お正月はやっぱりお雑煮を食べたいなあ、などと思いつつ、写真は1.グランデ城。2.グランデ城のリフト入口はマリオ・ボッタ設計。隣町ルガーノに住むマリオ・ボッタ作の建築が、この街にもいろいろあります。3.グランデ城から見たベリンゾーナの街。4.モンテベッロ城。5.ベリンゾーナの旧市街。6.姪のルチアちゃんに遊んでもらうクリス。

01.JAN.2011 New Year's Day in Italy

大晦日はトゥーン湖の近くに住むお父さん宅にて過ごし、元日はイタリア北部の街ドモドッソラを経由して、スイスのイタリア語圏のベリンゾーナに住むクリスの妹宅へプチ旅行。せっかくイタリアを経由するのだから本場のパスタでもと思っていたら、元日でほとんどのトラットリアは閉まってました。残念。でも駅で食べたサンドイッチは美味しかった。この街には500年くらい前の建物が残るオールドタウンがあり、クリスとお父さんと2時間くらいゆっくり散歩がてらまわってみましたが、さすがにヨーロッパに来ると100余年前の建築が残る上海の外灘にうっとりしてる場合じゃないなあと、つくづく感じたり。ドモドッソラからはいくつもの渓谷を越えることで有名なチェントヴァリー鉄道という国際列車に約2時間乗ってスイスのロカルノへ向かいました。写真は1.お父さんの家のバルコニーから見た大晦日トゥーン湖の夕暮れ。2.元日、スイスの南端ブリークの駅で小休止。この山の向こう側がイタリア。3-7.ドモドッソラの街。お父さんが昔よく来たという本屋さんや、500年以上前からある傾いたアパートとか。8.チェントヴァリー鉄道からの風景。モミの木が群生していてクリスマスツリーの大群を見るようでした。9.スイスとイタリアをまたがるロカルノのマッジョーレ湖。10.11.ロカルノの街にも2時間くらい滞在。こちらも美しい街でした。

26.DEC.2010 Christmas in Switzerland

3年ぶりのスイス帰省。そしてクリスマスをスイスで過ごすのは、なんと13年ぶりでした。今年のヨーロッパはどこも大雪で、ヒースローやシャルル・ド・ゴール空港が軒並み閉鎖状態の中、21日に無事チューリッヒ空港に到着。実家は首都ベルンから電車で20分ほどのブルグドルフという小さな街にあります。23日の深夜からシンシンと雪が降り始め、美しいホワイトクリスマスとなりました。スイスの実家ではクリスマスツリーには電燈ではなくキャンドルを付けて本物の火を灯します。そのキャンドルの火が消えるまで2時間くらい、みんなで歌ったり話をしたりして過ごし、その後のディナーも2時間くらいかけてゆっくり愉しみます。ワインが飲めない身としては少々時間を持て余しますが、日頃味わうことのない、ゆったりとしたヨーロッパ時間を久しぶりに満喫しました。写真は1.実家の前の道。2.3.実家の庭。とにかくずっと雪景色。4.キャンドルに火が灯ったクリスマスツリー。5.ディナーのテーブル。クリスマスのごちそうは食べるのに夢中で撮りませんでした。

20.NOV.2010 Autumn in Nara

11月初旬、東京での用事を終えた後に奈良&京都に行って来ました。今年は平城京遷都1300年ということで、メインは中国の雑誌のための奈良取材。日本の地方を取材するのは6年ぶりくらいです。奈良は昔から京都以上に好きな場所ですが、今回は宮大工の棟梁や国宝の修理師などを尋ねたり、取材でまわって改めてその奥深さに感嘆。奈良国立博物館学芸部の方に正倉院宝物の話などもじっくりうかがって、古き良きものを慈しむ日本人の心を誇りに思いました。やっぱ我が国はいいなあ。いや、マジで。これからも積極的に、こういう日本の素晴らしいところを中国にいっぱい伝えていけたらと思います。この取材の記事は12月発売の「生活」に掲載予定。中国語ですが機会があったら是非ご高覧ください。写真は1.奈良公園の鹿。2.ご当地のブランド「大和野菜」をふんだんに使った松花堂弁当のランチ。菊や酒粕の天ぷら付きでそちらも大変美味でした。3.猿沢池の亀。4.日暮れ時の興福寺。5.夜のならまち。ところで年に一度の正倉院展が行われている+修学旅行時期で奈良はホテルがまったく取れず京都に泊まって取材に通いました。ということで6.夕暮れの京都タワーも。

27.OCT.2010 Autumn in Beijing

友人の結婚パーティがあり北京に行って来ました。北京自体は半年ぶりですが、ゆっくり時間をかけて胡同を歩くのは2年半ぶり。鼓楼東大街の南北に広がるあたりの胡同が大好きで宿もその界隈に取りました。古い民家を改築したカフェやホテル、ショップが集まる南羅鼓巷は既に大人気の観光地となっていましたが、ちょっと奥の道に入ると、庶民の暮らしが垣間見られる静かな胡同がまだ残っています。昔ながらの瓶詰めヨーグルを食べたり、24時間営業のレストラン街に行ってみたり、ローカルフードを食べ歩いたり、スタイリッシュなカフェを覗いてみたり。短い滞在でしたが、秋の落ち葉が小雨に濡れて風情たっぷりの北京散歩を満喫しました。ところで今回は往復列車の旅でしたが、おととしオープンした北京南駅の待合室がティーラウンジのような空間になっていてビックリ。さらに早朝着いた上海虹橋駅が超ピッカピカでまたビックリ。寝台車はとてもキレイで各ベッド毎にテレビも付いていました。かつて中国での列車の旅はそれなりに根性が要りましたが、それはもうすっかり過去のこと。オリンピックと万博を経て北京も上海も今後さらに猛スピードでモダンに変容していくことでしょう。失われていくものも多く寂しい気持ちもありつつ、こんな風に都市が激しく進化していく過程をリアルに体感できるのも得難い経験です。

20.OCT.2010 Zhang Cai Exhibition Opening

たまには最近のことも書いてみます。と言ってももう2週間前のことですが、復旦大学で写真史を教えている顧錚老師にお誘いいただき、張才の展覧会のオープニングに行ってきました。張才は40年から46年の間上海に住んでいた台湾人の写真家で、この時期に撮影した上海の風景記録写真でよく知られています。30年代に日本で写真を勉強したので、安井仲治、土門拳、木村伊兵衛、中山岩太などの影響を強く受けているそうで、なるほどな〜という作品もいくつかありますが、個人的に好きなのは下のようなちょっとグラフィカルな作品です。現代アートの展覧会でよく会うキュレイターやギャラリストはまったく来ない、こういったローカルな展覧会は、地元のおじさんおばさんたちがガヤガヤ集い、古い写真を見ながら「ここはあの路だろ?」「いや、違うよ〜」などと楽しそうにしていて和めます。会場は、いつ来ても思いますが何だか無駄に広い劉海粟美術館。そういえば昨年、郎静山の写真展もここで開催されました。ちょっと変わった美術館です。


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